1月22日(日)、ナイター圧雪のためリフトがストップしている間に、
シャモニパークの2wayの5mキッカーのリメイクを行いました。
キッカーの位置を下げてリップを伸ばし、更に飛びやすくするために雪盛り作業を行い、
翌朝まで盛った雪を落ち着かせてキッカーを固まらせるために
4本のポールを立ててクローズしました。
ところが、翌朝パーク整備に行くと・・・
クローズしたはずの真ん中の2本のポールが外され飛んだあとが残っていて
キッカーの真ん中が削られた状態になっていました。
見た目はキッカーの形になっていますが、まだ最終的なシェイプを行っていない
高さや角度調整もチェックジャンプも行っていない危険な状態のキッカーでした。
真ん中が削られ凹んだ状態で固まったために、
雪の盛り直しから行い、パークオープンの時間が遅れました。
しかも、このキッカーを飛んで怪我をしていた人がいました。
お昼前にパークにいたスノーボーダーさんに声をかけると、
昨日のナイターで飛んでアバラと尾てい骨をやっちゃいましたと苦笑いをしながら話してくれました。
ナイターでパークに自分が来たときにはすでに真ん中のポールがなく、みんな飛んでいたとのこと。
なんで両端にポールが斜めに刺さっているんだろ?と思いながら飛んでいたそうですが、
いつもと形が違って飛びにくかったと言っていました。
安全に飛べる形にまだ調整されていないキッカーでしたから、本当に飛びにくかったはずです。
今回は、大きな怪我でなかったのが幸いですが、
ルールとマナーを守らいない利用者がいたために、他の利用者が怪我をしています。
一人でも守らない利用者がいますと、パークオープンが遅れ、
他の多くの利用者に迷惑がかかる場合もあります。
ランディングバーンの状態や視界不良、
アイテムの破損やリメイク中などでクローズする場合があります。
以前もアイテム破損のためにクローズしていたポールが外されていたことがあります。
みなさんにお願いです。>
クローズいているアイテムは絶対に使用しないでください!
ディガースタッフはパークを巡回していますが、
クローズしているアイテムを使用している人を見かけた場合は、ディガースタッフに教えてください。
ディガースタッフが見当たらない場合は、
インフォメーションでもリフト係でもよろしいので、岩手高原のスタッフに教えてください。
以上、パークを安全に楽しく利用いただくためのディガーからのお願いでした。